Studies on the constituents of Lyonia ovalifolia Sieb. et Zucc. var. elliptica Hand.-Mazz. VI. On the triterpenoid and steroid components of the leaves


Yasue, M.; Kaiya, T.; Wada, A.

Yakugaku Zasshi 87(5): 581-584

1967


No.
5
安江:ネジキの成分研究(第6報)
581
r
誌、
I
YAKUGAKU
ZASSHI
L87
(5)
581~
584
(1967)_
UDC
581.
19:582.912.4:547.814.5
98.
安江政ー,貝谷トョ,和田
章:
ネジキ
Lyonia
ovalifolia
SIEB
et
Zucc
var.
eli
tica
HAND.
MAZZ.
の成分研究(第6報*1)
葉の
Triterpenoid
および
Steroid
成分について*2
Masaiti
Yasue,
Toyo
Kaiya,
and
Akira
Wada:
Studies
on
the
Constituents
of
Lyonia
ovalifOlia
SIEB.
et
Zucc.
var.
eli
tica
HAND.
MAZZ.
VI
・*1
0
n
the
Triterpenoid
and
Steroid
Components
of
the
Leaves.*2
(Faculty
Pharmaceutical
Sciences,
Nagoya
City
University*
3)
The
leaves
of
Lyonia
ovalifolia
SIEB.
et
Zucc.
var.
elliptica
HAND.-MAZZ.
were
extracted
successively,
with
benzene
and
methanol.
From
the
benzene
extract,
nonacosane,
2-nona-
cosanone
(a
new
compound),
1-triacontanol,
ursolic
acid,
lyofolic
acid
(a
new
compound),
and
a
trace
of
j3-sitosterol
were
isolated.
From
the
methanol
extract,
9-sitosteryl
9-n-
glucoside
was
separated.
2-Nonacosanone
C22H580,
colorless
plates,
imp.
81
。,
whose
infrared
spectrum
is
shown
in
Fig.
1,
gave
nonacosane
C29H6~,
m.p.
63~64
。,
by
the
Hung-Minion
reduction.
Lyofolic
acid,
C38H620,0.2H20,
colorless
plates
(from
ethyl
acetate),
m.p.
136
。,
or
C38H62010,
color-
less
grains
(from
boiling
benzene),
m.
p.
192
。,
is
a
hydroxytriterpenecarboxylic
acid,
contai-
fling
a
glucose
residue
and
an
0-acetyl
group
CC29H47(COOH)
(OC6H,,05)
(OCOCH3)i
(Received
September
8,
1966)
ネジキ葉の有毒成分を収率よく得るため,抽出法を検討し,
ベンゼンによる方法が一応満足できるものである
との結論に達した.これを実施する過程でいくつかの副産物を得たのでそれについて報告する・
4月下旬に採集した開ききらない若葉を乾燥,粉末とし,
chart
1
にしたがって熱ベンゼンで抽出,濃縮して
析出する物質をとる.沈殿
A,
ベンゼン母液を乾固し,メタノールを加えて煮沸,そのまま放冷して炉過する・沈
殿
B.
メタノール母液を濃縮,同容の熱湯を加えてかきまぜ,
1夜放置して沈殿
C
をとる・
沈殿
A
を冷メタノールとかきまぜて炉過,不溶部をェタノールから再結晶すると
m.p.
278
。の無色針晶となる・
組成
C30H4803,
1
分子半の結晶水をもち,脱水したものは空気中で吸水して元にもどる・アセチル化すると
m
p
281。のモノ7セタートを与える.
ursolic
acid
の標品と混融,
JR
を比較,一致した・
この部分に
oleanolic
acid
の共在することを考えて分離操作を行なったが,それを検出することはできなかった‘
沈殿
A
のメタノール洗液を乾固し,残渣を50%
アセトンから再結晶すると
m.p.
136'-138
の無色板晶とな
る.塩化第二鉄,マグネシウムー塩酸反応陰性,
Liebermann-Burchard
反応陽性,
ブロムを脱色せず,
炭酸水素
ナトリウム液に溶解する,6--
l 1
の結晶水を含み,空気中で風解するが,
減圧乾燥したものは吸水する・
ベン
ゼンから沸騰時析出させた結晶は
m.p.
192
。で吸水性をもたない‘本品は元素分析の結果減圧乾燥したものより
水2分子少なくなっていることがわかった.これを含水溶媒から再結晶すると含水物にもどる・
定数測定には吸
水性のない高融点物質を用いた,
CaJD-18.80,
1
価の酸として滴定すると分子量は697
となり,元素分析値は
C38H620,0
に一致した.
IR
スペクトルにおける3360
cm1'
付近の幅広く強い吸収から水酸基の存在を,1745
cm1'
の鋭い吸収からエステルまたは5員環カルボニル基を,1700
cm1'
の吸収からカルボキシル基を推定した・
NMR
吸収はアセチル基の存在を示すので
JR
の1745
cm1'
をアセチル基によるものとした・この化合物を酸で処理す
ると無晶形の
aglycone
とグルコースになる.
aglycone
は結晶させることができず,分析してないが,
滴定によ
る分子量は524で,
I
個のグルコースとアセチル基を失った量493に近い.
この結果から計算すると元の物質
は炭素30のオキシ酸にグルコースとアセチル基の結合したものとなる・アセチル基は糖と
aglycone
のうちのい
ずれに結合しているか不明であるが,10個の酸素の官能は全部判明したから一応の示性式を
C29H47(COOH)(0C8
*1第5報:本誌,85,
1090
(1965).
*2薬学会東海支部例会講演(1965年2月).
*
3
Tanabe-dori,
Miz
uho-ku,
Nagoya.
582
Vol.
87
(1967)
Chart
1.
dried
leaves
(22
kg.)
extracted
with
C6H6
1
residue
extracted
with
MeOH,
concd.
~
C6H6
extract
concd.
~
ppt.
D
(22g.)
β
sitosteryl
β
D-glucoside
I
MeOH
solution
fil.
MeOH
1
solution
lyofolic
acid
evapd.
to
dryness
added
MeOH
6L
residue
ursolic
acid
I
ppt.
A
(94g.)
1
ppt.
B
(64g.)
nonacosane
1-triacontanol
2-nonacosanone
MeOH
solution
evapd.
equivol.
hot
H20
added
cooled
I
1
ppt.
C
(160g.)
sap~nified
toxic
fraction
a
trace
ofβ
-sitosterol
H1105)(OCOCH3)
として提出する.
aglycone
の組成は
ursolic
acid
などにきわめて近いがェーテル,
クロロホル
ムなどに易溶の点で相違している.本配糖体に関する文献記載は見あたらないので新化合物と考え,
リオホリニノ
lyofolic
acid
と命名した.
沈殿
B
はアルミナカラムクロマ
トグラフィーで分別精製し,炭化水素,アルコールおよびケトンを得た.炭化
水素は
m.p.
63
。で
nonacosane
と思われる.アルコールは
m.p.
82
。,そのアセタートは
m.p.
67
。で1-
triacon
tanol
に一致する.ケトン体は
m.p.
81
。の無色板晶で
C29H580
に相当し,一般有機溶媒に溶けにくい.
旋光性
は認められず,
JR
スペク
トルは
Fig.
1
に二示すようにカ
ルボニル基の吸収のほか1350-4
180
cm一'
に13個の小吸
収帯があって,カルボニル基の隣に26
-27個の直鎖メチ
レン連鎖のあることを示唆する.
Wolf
-Kishner
還元の
Huang-Minlon
変法1)を行なうと
m.p.
64
。の炭化水素に
なる.本品の質量スペクトルは
C291160
の親ピークを示し,
以下1単位ずつ連続的に漸減する一連のピークを示すから
灰素
Z
の直鎖飽
目灰化水索
nonacosane
である
元のケトンは
o=C
ー(
CH2)26-
をもつ2-
nonacosanone
と推
2000
1800
1600
1400
1200
1000
定できる.
lO-nonacosanone
,2)
15-nonacosanone3)
などは
すでに発見されているが,ケトン基が末端近くにあるのは
これがはじめてである.
沈殿
C
から結晶性物質を単離することはできなかったが,酸で加水分解し,
中性部分をアルミナカラムで分け
in.p.
135
。の結晶を得,
β-sitosterol
に一致することを認めた・加水分解をアルカリで行なっても
β
sitosterol
は得られるが,いずれの場合も結晶の量は少なく,また酸性の画分から結晶を単離することはできなかった.
1)
Huang-Minlon
:
J.
Am.
Chem.
Soc.,
68,
2487
(1946).
2)
H.
J.
Channon,
A.
C.
Chibnall:
C.
A.,
23,
4241
(1929);
(Biochem.
J.,
23,
168
(1929)).
刈米,上田
:
本誌,
79,
45,
50,
54
(1959);
Shu
Furukawa:
Chem.
Zentr.,
1923,
II,
3901
ー八
\
Fig.
1.
Infrared
Spectrum
of
2-Nonacosanone
(KBr)
No.
5
安江:
ネジキの成分研究(第6報)
583
葉末のベンゼン抽出残渣をメタノールで抽出,濃縮すると黒緑色タール様物質が析出する.
この沈殿物を傾瀉
して分け,ベンゼンで洗うと少量の結品性物質
D
が残る.
クロロホルムーメタノール(1:1)の混液から脱色再結
晶すると
Imp.
282
。の結晶性粉末となる.
アセチル化物は
m.p.
167
。,ヤマウルシ材から得た
β-sitosteryl
β
D-glucoside4)
に一致した.
部*4
ベンゼンエキスの分別
岐阜県東濃地方において4月下旬採集した開ききらない若葉を風乾,
粉砕,
22
kg
1回4~5
kg.
にわけ,
C6H6
20L.
3
hr.
沸騰,熱時
C6H5
をとり出す.
これを5回繰返す.
1夜おくと少量
の結晶析出,そのまま濃縮,3
L.
にして1夜放置,析出物を吸引炉過,
C6H6
で1回洗浄.
沈殿はゲル状,
多量
の溶媒を含み,乾燥とともに著しく収縮.沈殿
A.
C6H6
母液は全部合わせて減圧乾固,
MeOH
を加えて6
L,
して加熱沸騰,黒緑色不透明,不溶物は油状.そのまま放冷.液はゲル化,油状部は固化.
ゲル状物をかきまぜ,
長時間をかけて吸引炉過,沈殿
B.
固形物は
MeOH
で熱抽出,不溶黒色樹脂状物を除去,冷後析出物を炉過して
沈殿
B
に合併,全
Me0H
液を合わせて
2.5
L.
に濃縮,同容の熱湯を加えてかきまぜ1夜放置,黒色タール様物
析出,上液は緑灰色に混濁.下層をとり
MeOH
1.5L,
加えて溶かし,熱湯1.5
L.
加えてかきまぜ,
1夜おいて
上液をとる,
これを
S
回繰返す.下層を沈殿
C
とする.
Ursolic
acid:
濃緑色沈殿
A
を10倍量の
Me0H
と煮沸,そのまま1夜放置して炉過,乾燥.
本品50
g.
50%
MeOH
KOH
500
ml.
を加えてかきまぜ,
1夜おいて炉過,
炉液に10%
KOH
200
ml.
加えて析出物を
炉過・
この炉液にさらに
500
ml.
の同液を加えて析出物を炉過.
不溶部および両析出物をそれぞれソクスレー抽
出器に入れてエーテル抽出,残渣を
Et0H
に溶解,10多
HCl
を加えて析出するものを
EtOH
から再結晶,
3者
とも同一の無色針晶,
m.p.
275'278
。.
C30114803
Anal.
Calcd.
:
C,
78.87;
H,
10.59.
Found:
C,
78.39;
H,
10.68.
C30114803
1光1120
Anal.
Calcd.
:
H20,
5.59.
Found:
1120,
5.11.
ursolic
acid
・の標品と混融,
JR一
致.
アセチル化・試料2
g
・,
Ac20
20
ml.,
直火2
hr.
沸騰,冷後120
ml.
の水に注入,
析出物を
dii.
Et0H
から再
結晶,無色針晶,
m
p.
281
。.
C32115004
(ursolic
acid
acetate).
Anal.
Caicd,
:
C,
77.06;
H,
10.11.
Found:
C,
77.47;
H,
10.41.
Lyo
lie
acid
沈殿
A
Me0H
洗液を減圧乾固,50%
ァーヒトンから脱色再結晶,さらに
EtOAc
から再結
晶,無色板晶,
m
p.
136-438.
結晶水を含み,空気中で風解するが,脱水したものは吸水性.水分含量は6.
5-
11彩,
EtOAc
液を乾固すると飴状となり結晶せず,
水を加えるとただちに結晶化.
FeCl3,
Mg-HCl
呈色反応陰
性,
Liebermann-Burchard
反応紫色,汚褐色を経て暗赤紫色,
p
ムを脱色せず,
NaHC03
液に溶解,
1120,エ
ーテル,
CHC13
に熱時も難溶,
MeOH,
Et0H,
HOAc
に冷時も易溶,
C6H6
に冷時不溶,熱すると白濁.
多量の
C6116
に加熱溶解,放冷すると器壁にゲル状透明に析出.0.5
g.
を1
L.
C6116
に加えて煮沸,50
ml.
に濃縮す
ると器底に透明粒状結晶析出,熱時傾瀉して
C6H6
を除く.
m.p.
189'---19
即,吸水性なし.
PPC
RI
0.90
(Bu0H
H0Ac-1120
(4:
1:
1));
0.54
(H0Ac-1120,
(1
:
3)).
発色メタノール性1%
H2S04
噴霧,11叩加熱,紅色.〔
α
-18・8。
(
C=1.17,
Me0H),
NMR(p.p.m.)(
ピリジン):1.8
(
COC
孤).
C381162010
21120(減圧乾燥,吸水性)
Anal.
Calcd.
:
C,
63.83;
H,
9'30;
0,
26.87.
Found:
C,
63.91;
H,
9.73;
0,
26.85.
C381162010
(
沸騰
C6H6
から析
出,吸水性な
L)
Anal.
Calcd.
:
C,
67.23;
H,
9.21;
mol.
wt.
678.
Found:
C,
67.35;
H,
9.18;
mol.
wt.
697
(titration)
加水分解(1).試料
lg.,
MeOH
25
ml.,
10%
112S04
10
ml.,
1
hr.
沸騰,
原料回収,
(2).試料
0・5
g
・,
HOAc
20
ml.,
10%
H2S04
20
ml.,
水浴上に加熱,変化なし.直火で沸騰,淡桃色を経て濃赤色,ついで
濁り,15
mmn.
後褐色油状物析出,30
mmn.
後水でうすめてェーテル抽出,エーテル層は鮮黄色.ェーテル残渣は
ガラス状に固化,一般有機溶媒により油状化,結晶せず.粉末としたものは80-85。で液化,12印で発泡.
1価
の酸として滴定,分子量524.
NMR
chart
において
1.8
p.p.m.
の吸収なし,
ユ-テル抽出母液は常法にしたが
って糖を検索・
PPC
RI
0.13
(Bu0H-HOAc-H20
(5:
1:
4));
0.42(
水飽和フエノール).いずれもグルコースに
一致・発色,
フタール酸水素アニリン.
グルコースの
spot
は著明であるが,
このほか前者0.19,後者
0.58
Rf
値を示すきわめてうすい
spot
が認められた.
これは7セチル基のついた糖か否かまだ不明である.
沈殿
B
の分別
64
g,
の沈殿を1回
C6H6
400
ml.
から再結晶,42
g.,
これを
C6116
3
L.
に溶解,
A1203
600
g
・のカラムを通す.始めケトンの吸収
1745
cm11
を示すもの
14
g.,
つぎに
C=0
吸収なく
0 H
吸収をもつ
もの
15
g
・・前者を1回石油ベンジンから再結晶,析出物を石油ベンジンに溶解,
A1203
カラムを通して始め炭化
水素,つぎにケトンを得た.
Nonacosane
炭化水素画分を石油ベンジンから再結晶,
無色板晶,
m.p.
63
。.
C29H60
Anal.
Calcd.
:
C,
85.20;
H,
14'80.
Found:
C,
85.64;
H,
14.80.
Nonacosanone
ケトン画分を石油ベンジンから繰返し再結晶,無色板晶,
m.p.
81
。.
JR
cm1'
:
'c=o
1745
(KBr)
・なお1350-1180
cm1'
.
13
個の小吸収帯あり(
fig.
1).一
般有機溶媒に冷時難溶,
ピリジン,
CHC13
*4融点はすべて未補正.
4)安江,加藤:本誌,77,
1045
(1957).
584
Vol.
87
(1967)
可溶.
C29H580
Anal.
Calcd.:
C,
82.39;
H,
13.83;
0,
3.78;
mol.
wt.
422.
Found:
C,
82.47;
H,
13.62;
0,
3
・97;
mol.
wt.
430
(Rast).
Huang-Minlon
還元.試料0.5
g.,
Pr(OH)2
10
ml.,
メチルセロソルブ5
ml.,
NH2
NH2
H20
l.0g.,
水浴上に1
hr.
加熱,
KOH
0.3g.
加えて直火で
H20
および過剰の
NH2NH2
を除去,180。で
冷却器をつけて
5
hr.
還流,冷後水に注入,析出物0.2
g,
石油ベンジンに溶解,
AI203
カラムを通した後
C6H6
Me0H
(1:
1)
混液から再結晶.白色板晶.
m.p.
63-64
。.
C29H60
(nonacosane)
Anal.
Calcd.
:
C,
85.20;
H,
14.80;
mol.
wt.
408.
Found:
C,
85.35;
H,
14.67;
mol.
wt.
408
(mass.).
1-Triacontanol
(Melissyl,
Myricyl
alcohol)
JR
OH
の吸収を示す部分
15
g.
を石油ベンジンから1回
再結晶,
lOg.,
C6H6
6L.
『こ溶解,
A1203
200g.
のカラムを通す.7
g.
C6H6
から再結晶,無色板晶,
m.p.
81.5--
82
。.
C3011620
Anal.
Calcd.
:
C,
82.11;
H,
14.24.
Found:
C,
81.76;
H,
14.39.
acetate
試料
1
g.,
Ac20
10
ml.,
ピリジン
10
ml.,
100
。でアセチル化.
C6H6-MeOH
(1:
1)
混液から再結晶,無色板晶,
m.p.
66---67.
C32-
H6402
(1-acetoxytriacontane)
Anal.
Calcd.
:
C,
79.91;
H,
13.42.
Found
:
C,
79.93;
H,
13.59.
JR
cm1'
:
c=o
1755
(KBr).
01-I
の吸収なし.
Sitosterol
沈殿
C
4
L.
MeOH
に溶解,活性炭カラムを通して葉緑素を除去,褐色飴状‘本品10
g.,
HC1
(35%)
MeOH
(1:
9)
混液100
ml.,
水浴」
L
に3
hr.
還流,
MeOH
留去,水を加えて
Et20
抽出,ェーテル残
渣を
C6H6
100
ml.
に溶解,30
g,
A1203
カラムを通して精製,
MeOll
から再結晶,無色リン片状結晶,50
mg.,
m.p.
134-.435.5
。.
C29H500
Anal.
Calcd.
:
C,
83.99;
H,
12.15.
Found:
C,
84.07;
H,
12.44.β
-sitosterol
標品と混融
JR一
致.
HCI-MeOH
の代わりに10彩
EtOH
NaOH
100
ml.
を用いても同様に
β
sitosterol
得られる.いずれの方法によっても酸性画分から結晶は得られず.
酸による加水分解の水溶性部分を糖検索の常
法によって処理,
PPC
により
glucose
arabinose
を検出.
Sitosteryl
β
D-glucoside
C6H6
抽出済みのネジキ葉末を
MeOH
抽出,
濃縮して析出する黒緑色タール
様物質を
C6F16
洗浄,大部分溶解,
不溶部22
g.,
MeOH
から1回再結晶.
9.6
g.,
CHCl3-MeOH
(1:
1)
に溶解,
活性炭カラムを通して脱色,白色粉末4.5
g.,
同じ溶媒から再結晶,無色板晶,
m.p.
280-282
。.
C35H6006
Anal.
Calcd.
:
C,
72.87;
H,
10.48.
Found:
C,
72.72;
H,
10.42.
acetate
試料
0.5
g.,
Ac20
20
ml.,
')ジン
15
ml.,
1.5
hr.
還流7セチル化,0.5
g.,
MeOH
から再結晶,無色針晶,
m.p.
166--467
。.
C43H68010
(tetraacetate)
Anal.
Calcd.
:
C,
69.30;
H,
9.20.
Found:
C,
69.29;
H,
9.18‘
ヤマウルシ材から得た標品と混融,
JR一
致.
本研究において元素分析は本学伊藤研究室山岸民枝嬢,
京都大学元素分析センターに,
質量スペクトルの測定
は名古屋大学理学部平田研究室中田尚男博士,
NMR
に測定は武田薬品工業株式会社研究開発本部にお願いし,実
験の1部は学生
伊藤弘之君の協力を得た.
また
ursolic
acid
β
sitosterol
の標品は東北大学
竹本常松教授か
ら分与された,以上の諸氏に厚く感謝致します.
名古屋市立大学薬学部