Prophylaxis of lumbar paralysis of sheep and goats by control of Setaria in cattle. I. Vermicidal effects of piperazine (1-diethyl-carbamyl-4-methylpiperazine citrate).


Ishihara, T.; Ogata, T.; Kawata, S.; Ninomiya, M.; Miki, S.

Japanese Journal of Veterinary Science 16(Suppl.): 97-98

1954


Diethylcarbamazine acid citrate, 10 mg./kg. body wt. daily for 10 days, given to cattle by mouth, killed Setaria without ill effect on the host. At lower dosage it was ineffective. After 2 months 987% of the microfilariae were exterminated and only a few were found in 9 out of 32 cattle. No microfilariae were found P.M. during the following year.

第:17
同日本獣医学会記事
97
糸状虫症の化学療法に『ミて,
アンチモン剤(以下Sb
剤)の単用よりも,サルフア剤
(以下S
斉わ
をSi
)剤に併用した方がより効果的であるとの報告が,
犬糸状虫の駆除
(BRoml
194
の又は」‘!i
の脳ニ飴賞糸状虫症の治療(千葉ら
1948
)についてなされ,
更に
I
肝吸虫の駆除(宮川ら
1941
)にも同様なことがいわれている
然ろに演者が犬糸状虫について,
実験を行つた成績からすると,
1
回の注射量をSb
剤1
.5ng8bp
'g
として注射を行えば,
単用の場合には3
~6
同の注射で仔虫は消失す
ろが,
これにs
剤(サルフアメチルチアゾール)50mg
/kg
を併Il
]
(Sb
剤は皮下S
は静脈)すると,仔虫の消失迄には注射回数は8
回以上を要し,文献に朴収する結果を
得た
よつて,
Sb
剤1
.
5mgSb
/kg
の単用とこれにS
剤100mg
/kg
を併用した場合につい
て,同一犬を使用し,実験lIII
隔は少くとも15
日以上をおいて注射し,各々注射後15
から36
時間に至る間の血液(全血,赤血球,血漿)中のSb
濃度をMARRIN
のローダ
ミンB
比色定量法で測定した
そ0
ノ結果は何れの例に於ても,血液中Sb
濃度は,
Sb
単の場合が,
S
剤併用の場合よりも高く,仔虫駆除成績を理論づける成績を得た
即ち,糸状虫症の化学療法に於けるJJ
ミ礎的な試験として,
Sb
剤とs
剤とを併用する
ことが,
SI
)剤単用に比し,仔虫駆除にも,又血液中のSb
濃度の維持にも,不利な帝III
果を来すことを犬糸状虫について「りI
らかにした
発言
角「日
清(家術試)
D
Sb
剤とSulfa
界にを併用する場合Sulfa
剤は如何
なろものを用いても効力がおちるか
2
)
Sul
lam
此byithyazol
を用いられたのはどのような根拠によつて用いられたか
I
1
今iiil
演者等が使用し検討したのは,SulOuneti
ylthyazl
1
のみであつて・
その
I
他のSnl
fa
剤については検討してない
2
文献によつて,
Sal
fameti
lyltll3ulzol
が一番多く使用されておるからである
・発言
久米清治(農工大)
Sb
剤とサルフアー剤との併用療法はフイラリア症のみな
らず,肝吸虫症の治療方式として広く行オフオーt
ており,今回演者の行つた犬糸状虫におけ
る実験成績は,犬糸状虫以外のこれらの化学療法に対しても再検討の必要を示唆するら
のと考える
136
.
牛体内セタリア駆虫による緬山羊脳脊髄
糸状虫病の予防に関するIJ
「究
I
ピペラヂン誘導体(1
ージエチルカルバミル-4
-
メチルピペラヂンクエン酸塩)の駆虫効果
石原忠雄
尼形藤治(家衛試)
川日更郎
ご自正明
三木’茂(香川県畜産)
98
緬山羊脳脊髄糸状虫病の予防法としては牛U
ノ~り腔内指状糸状虫竝に流血中ミクロフイ
ラリア(以下仔虫と略す)を駆除して本病の感染源を根絶することが理想的であるが,
緬山羊の疾病を予防するのに全く関係のない牛に投薬する点と使用する薬剤が牛に毒性
が強い為に野外での応用は困難であり全くの理想論ときれてきたが,石原らは衣題のピ
ペラヂン誘導体が牛セタリアに有効なことを認めたので本法を野外に応用してみた
投与方法はpet
kg
lo
mg
宛連続10
目間畜主が直接経口投与したが,第1
回の駆虫
に際しては薬品の不足からper
kg
5
,
7
,
10mg
の3
群に区別して投与した
1
月後
の判定では10mg
群で著効を認めたが5mg
群では無効が多かつた
1
月後に有効であ
つた牛は仔虫が漸次減少し完全駆虫できた
第1
回の駆虫で著効を認めなかつた牛と,
pe
r
kg
10mg
で第2
回の駆虫を実施した結果略々I
り時した駆虫効果をおさめた
即ち駆
虫開始前(5
月)に32
頭の陽性牛から5095
の仔虫を検山したのに7
月末には陽性牛
が9
頭に減少し仔虫総数は僅に58
匹となつて98
.
8
%が駆虫できた
n11
の検査では
陽性牛が5
頭に減少していたがこれらの牛は薬量の不足したものか或いは畜主の投与方
法に欠点があるようであつた
牛に認められた副作用としては軽度の食慾減退を数頭に
認めたが・畜主が自から投薬を中止した例はなかつた
137
牛休内セタリア駆虫によろめん山羊脳脊髄
糸状虫病の予防法について
11
.予防効果竝木法の価値
石原忠雄
尾形藤治
上野
計(家衛試)
二宮正明
川田史郎
三木
茂(香川県畜産)
前報の如く木病の原囚寄生虫となろI
トびノ流j11
中仔iIt
を駆除しておいて本病の発生を予
防し得るかどうかを調査した
試験地であろ香川県仲多度郡広島村は再三緬羊を移入し
たが毎回所謂腰麻痺で失敗し,昭和25
年以降はAs
剤の予防注射を実施してきたがな
お毎年数頭の発生を認めて来た瀬戸内海の島である
7
'..40
月に発病した患畜は4
頭で2
頭は完全麻痺他の2
頭は軽症乃至疑症であつた
P
移頭は病理組織学的に感染と認ソ)ら;I
)た
昭和26
.
7
年は発病率がl1
.6
%,
5
.5
%で
あつたが本年は230
頭中4
頭,
1
.7
%で極力て有効であつた
しかも緬羊ではAs
剤予
防Il
射を実施して、た26
・7
隼より有効であつた
此の4
頭中3
頭は8
月中旬迄に発生
していろ
これから逆算すると7
月上旬に牛を吸血した蚊が媒介したと考えられる
島村では7
月中旬に駆虫が略完了している点から此等の3
頭は駆虫完了前に感染したと
考えられる
香川県に於ける本年度0
,プ己ノk
状況は8
月中旬迄又は8
月迄の発生が共れ以
降の発生より少い点から,
広島村に於ける8
月下旬以降リ,発生率低下はセタリア駆虫に
よるものと認める